~激闘・三重県産オオゲンゴロウ採集記・11月10・11日~
皆さん、今晩は。GENZOUです。随分と寒くなってきましたね~。
シャツ2枚程度ではブルブル震えます。気分も余り良いとはいえず、抗鬱薬が増えました。
睡眠も睡眠薬がないと眠れる気配もなく、ブログを綴らせていただくのも大体、眠る事が少ない又は、眠れない夕方~深夜が多いです。
さて、話が変わりまして今回は、ナミゲンゴロウに向けて今年最後になるであろう採集に行ってまいりました。
採集記は下記の通りです。
11月10日、朝7時半過ぎ起床。気分も上々。こんな清々しい朝は、最近では、まず無いです。
朝ご飯を済ませ、オークションで落札者様への梱包をして郵便局へ持参。何だかんだしているうちに、時刻は9時半過ぎ。
今日は、今まで地図、地形図に印や地元の方の情報を元に総力戦でナミゲン採集に向かうと決意しました。
地形図と河川の本流・支流の水質等を事細かにチェックしながら睨めっこする事、40分。
この辺りを中心にあたってみようと決めて、準備にかかる。
10時半過ぎに出発。
フラワーロードを通り、国道1号線を伝って伊賀市へ行く。
走行中に気づいて遅いのですが肝心な、お魚キラーを持ってくるのを忘れて・・・・orz。
まぁ、買えばいいか、みたいな感じで居ましたが、後々これが幸運?を引き付けてくれました。
そして現地へ。
何度もタガメ採集で来た事のある場所で、その近くに溜池の印が地形図に付いていたので前々から気にはなっていました。
車から下りて、ブラブラしながら探します。
どうも、竹やぶと杉林の中にあるらしく、電圧線も張られている。
これではどうしようもないなぁと思いながら、歩いていると電圧線近くの水田前にあった家からおじいさんが出てこられました。
おじいさんは「どうしましたかぁ~?」と質問して歩いてこられたので、ナミゲンゴロウの事情を話しました。
すると、「昔は、物凄く沢山居た」との事。
タガメだけでなく、ナミゲンゴロウもやはり居たんだと思い、地形図と溜池の場所を見てもらいました。
すると、どうもその溜池の地主さんらしく、電圧線をわざわざ私のために外して案内してくださいました。
(何て、よい方なんだ~)と心にジ~ンと来ました。
そして、杉・ヒノキ林の中へ。
道中、地主さんとお話しをしながら奥へ進む。
イノシシ、サル、シカが山から下りてくるそうで足跡だらけ・・・。
そして、地主さんも「この辺りは昔、雑木林だったんだけれども、伐採して杉・ヒノキに変えてから荒れ放題で手付かずですわなぁ」との事。
昔のままだったら・・・と期待が過ぎる(ゴクリ)。
溜池に到着。
おじいさん「見てみてどうですやろ?居りそうですかな?」と尋ねてこられたので、
私は「やってみないと分かりません。」とまず一言。
護岸されていましたが、水の色はまずまず。ただ、いきなり水深があり、水草も余り無かったので望みは薄らいできました。
実際に網を入れて枯れ草ごと掬ってみると、何とまぁ、大量のアメリカザリガニ。
即行で地主さんに「ここでの採集は難しいかと思います。」と返答。
このアメリカザリガニがなぜ、水田上流の溜池に居て、下流の水田に居ないのか謎でしたが、これでは流石に難しい。
以前アメザリと同時にタガメが入ったので、しばらくの間地主さんと池をボーと眺めながら
見ていました。
私たちに気づいたヤマカガシが池の水面を泳いでいく・・・・。
何となく居なさそうなので、引き返してきました。
画像は日付が違いますし、場所も違います。
それにしても、縁起がいい。
最近、やたらとヘビの皮に出会う。
車のところまで引き返してきて、地主さんは指を指した辺りの水田から向こう側は、「結構
きつい農薬を撒くのでタガメは居りませんやろぅけれども、こちら側のほうは最近はやさし
いものしか使っておりませんもんでなぁ、タガメはおりますやろぉ?」と聞いてきました。
私は「はい、この辺りは確認済みです」とバッチリ返答。
道理でよい堀上なのに、道を境にタガメが居ないわけです。
紹介していただいた溜池、そして付近の農薬事情をこの地主さんからお聞きする事ができて、胸の中に詰まっていた変なものが取れた感じがしました。
地主さんに深く御礼を言って、メモ帳に名前と電話番号を書いて渡しました。
「目撃しましたら、お取り置きをお願い致します。」と。
快く、承諾してくださいました。
さて、昼頃にひと山越えて、街の方まで南下し、津ICで高速道路に入り、更に南下して某ICにて下りる。
一度だけでなく、何度も来た事があるのですが、どうもこの辺りでの目撃情報がかなり多い。
そして、水が綺麗です。
1日目は、この辺りの溜池の下見。2日目に採集ができたらよいなぁと大体考えていました。
地形図の印をつけたところをあたってみる。
一つ目、水田の真ん中に溜池があったため、車を降りて見に行く。
おぉ、何となくいい感じだぁと足元を見ると、メダカが群れを成して泳いでいる(左)。
護岸もされていないし、
(おいおいおい、初っ端からいいんじゃないのぉ~)と思いながら、即行でテンションダウン。
理由は、放し飼いにされた鯉(左下)。
ヤバイですよ~これは。ゲンゴロウさん丸呑みされてしまいますね・・・orz。
気を取り直して、車に戻る際、堀上があってオオカナダモが茂っていました(左下)。何でこれがワ
イルド化しているのか?謎でしたが、自然に謎は付き物。とにかく網を入れてみる。
マツモムシ、カワニナ、タニシ以外に目ぼしいものは入っていない。
何度か掬っていると・・・・・?・・・・??・・?・・・・「ぬぅ?、何だぁ?、これ?」と独り言。
このモチモチプニプ二した気持ちのよいものは?と、真ん丸い物が入った(左
下)。
初めは枯葉かと思っていたのですが、真ん丸い物の中心を押さえるとタツノオトシゴみたいな口が出てきて・・・・これ、もしかしてスッポン?みたいな感じになりました。
なぜ、スッポンが堀上に居るんだ??とビックリしました。
私にスタミナをつけろと?いや、そんな残酷な事はできない。
それよりも可愛すぎる!。
スッポン最高!!
食べなくても心を癒してくれるスッポンベイビーのパワー凄し!!
何となく、縁起が良いというか・・・物珍しさが極まって、お持ち帰り決定!。
とにかく、水深は見た感じ要らないと思ったので、気持ち程度入れる。
これだけ長い堀上があるんだ。
もう一匹位は・・・・と。
スッポン探しが始まる。
しかし、採集叶わず、車へ戻ります。
車内にて「いやぁぁ~、しかし、いいものを見つけた、見つけた。」と又、独り言。(←完璧に当初の目的を忘れてる(笑)。)
スッポン最高!
ナミゲンの顔も愛嬌があって最高ですが、スッポンベイビーも引けを取りません。
再び、当初の目的へ軌道を変更。
奥の山道へ・・。
走行中、「お?」と思う溜池がT字路で見つかりましたが、即行で断念(左)。
これ、池が僕に死ねと言っている・・・。
足を滑らす前に採集自体が不可能・・・・orz(ガクガクブルブル)。
ちなみに地形図にも載っていませんでした。
更に、奥へ。
車を降りて見に行くと、とんでもなく小さな池であるにも関わらず、
水深が凄すぎて怖いを通り越して恐ろしい。
す、水深は何メートル位あるでしょうか?
分かりかねます。
といいますか、これ滑ったら陸地に上がって来れません。又しても(ガクガクブルブル)
ちなみに、ここも地形図に載っていませんでした。
「う~ん、熾烈を極めるなぁ~」と車内で独り言。
更に進む。
「うおっっ!!」、凄いいい感じの溜池・・・(左)。ベリーグゥ!。
「これ・・・、これ居るだろ~」と独り言。
青森県や秋田県でナミゲン採集したところに凄く類似していました。
三重県内を回っていて今まででおそらく最高クラスでした。
護岸されているのが気に掛かりましたが、まぁ下見なので取り合えずスルー。
これも地形図に載っていませんでした。
そして、あった、あった。
上の画像の近くに、地形図で載っていた溜池がありました。
しかし、アプローチ出きない上にいきなり水深がヤバそうなので断念。
命あってのモノダネ。
正直に、ナミゲンに限らず、ゲンゴロウ採集はホンシュウ採集で底なし沼という悲惨な池
で死に掛けて以来、少しトラウマになっていました。
上画像と地形図に載っていたすぐ近くのアプローチの出来なかった池の間に堀上が
沢山水路になっていて、クロメダカが群れを成して泳いでいました。
「これはまた凄い数だなぁ~」と呟き、車の方まで戻りながら見て回りました。
晩秋は、日が短いですね。山の向こうに日が落ちて、薄暗くなってきます。
そして、寒い。
夏の音楽はTUBE、
お盆過ぎは井上揚水さんの少年時代、
秋から晩秋・冬は小田和正さんの歌を必ず持参しています。
ウィ~ン(MDが入っていく音)
「もう、終わり~だね・・・・きぃみが~、」・・・・・・・orz。ポチ(早送り)。
私「うぬっ~、ちょっと待ってくれ。(本当にナミゲン採集も人生も終わりそうなのでグサリと来る)」
次。
「お~わるはずのない、愛が途絶えた」ポチ(早送り)
私「終わるはずがない、ゲンゴロウ愛も途絶えては居ない。」
「お~い、曲がさりげなく苛めて来るよ、選曲ミスですねぇ」
ここで、明るい歌に切り替えました。
「ダイヤモンドだっね~♪あぁ・・・・・」・・・・。
今日(1日目)は、まぁ、こんなところで終了かなぁと思い、山を下ります。
山の麓の方で早速、情報収集開始。
学校帰りの小学生が一人歩いていた。
車窓を開けて、写真を見せながら「こういう虫、見たことあるかな?」と聞いてみる。
すると、なぜか薄っすら笑いながら「知らな~い」と。
・・・・・・(ん?)
(挙動がおかしい。)
「ホントにぃ~?」とこっちも笑みを浮かべながら聞き返す。
小学生「(笑顔でコクリとうなずく)」(←無言(笑))
(ハハ~ン、さては、・・・・・・)
ええ、何となくですが、態度で分かりました。
小学生に「(嘘笑顔で)うん、分かった。ありがとね、気をつけて帰ってね」と手を振って
分かれる。
・
・
・
「居るんだな、この辺りに(笑顔)。」と独り言。
数百メートル位走ると、おばあさん2人でお話中。
車を止めて、写真を見せて「こういう虫をご存知ありませんか?」と尋ねたところ、
おばあさん1「こういうのようけ(沢山の意)居る、居る。田んぼにお泳いどるよ~」と。
私「(なぬ、マジで!?)本当ですか?どのあたりで見られますか?」と聞き返しました。
おばあさん2「よう見るがなぁ、これ。カブトムシやろ?」と。
私「(えぇ?カブトムシ!?)」
おばあさん1「それは、雑木林やろ?このお兄ちゃん探しているのゲンゴロウやでぇ。」と
おばあさん2へ話す。
どうも、私、おばあさん1とおばあさん2とで話が合わない(苦笑)。
おばあさん2「ゲンゴロウて、川にお泳いどるやつかぁ?」とおばあさん1へ。
おばあさん1「そうそう、よう見るやろ?こういうの。」と。
川というのが引っかかりますが、何となく話がまとまってくる。
おばあさん1「でも、お兄ちゃん、来る時期が遅いわぁ~、夏来なあかん」と。
私「夏ですか?」と尋ね返す。
おばあさん1「そう、夏。この先ちょっと行った所に橋があって、川が流れとるからそこで、
草の根元ガサガサするとこういうの出てくるわぁ」とかなり具体的かつピンポイントで来た。
私「(おぉ~、きた~みたいな感じになっていました。)」
おばあさん2「今の寒くなる時期はしこっとる(隠れているの意)やろ?夏やわなぁ」と。
おばあさん1「今年は減反やから、分からへんけど夏居るわぁ」との事。
希望が出てきたので早速、メモ帳に名前と電話番号を書いて渡し、お取り置きをお願いして、深くお礼しました。
御二方「また、来年居ったら取っとくわなぁ」と親切に返答くださった。
車内へ戻り、「うし!」と独り言。
その川を拝見させていただきましょう。
行って見ると確かに綺麗な川で土も泥ではなく、砂利や砂に近い感じでした。
マイフォト、マイフォト・・・・ありゃ、画像が無い。撮影するの忘れたか・・・・・・orz。
目印の自販機と橋の名前は撮影したのに・・・何をやっているんだ・・・・。
とにかくもう薄暗いので、体を休めるところを探す。
国道まで出てナイスなところにコンビニが見つかりました。
さて、毎週の習慣になっている月曜日の週刊少年ジャンプと飯を買う。
寝泊りの許可も店長と思える方からいただいたので、休む。
もう外は真っ暗。
「ふぅ~、さすがに少し体に堪えたなぁ・・・・。」と呟く。
それにしても、なぜ三重県の地主さんは皆、夏に来なければいけないとおっしゃるのだろうか?
東北地方に住んでいた時は採集できた日時が秋から晩秋であったので、秋から晩秋にか
けて採集するものだという先入観みたいなものがありました。
三重県は暖かいので、羽化が早く、東北地方とは異なる早い段階の時期に羽化するのかもしれませんね。
皆、地主さんが口を揃えておっしゃてます。
なるほど・・・。夏か~。また来れるといいなぁ・・・。
さて、ご飯を済まし、ジャンプを見ます。
ワンピース:メロメロの実?ナミゲン+スッポンベイビーにメロメロです。
ナルト:カカシ先生ぇぇ~~~~、死なないでくれぇ(泣)
トリコ:所長。腹貫通していて何で生きてんの(笑)?
リボーン:今年もナミゲン採集、レッドゾーン突入。
・
・
・
ふと思い出した。そうだった、スッポンはレッドデータではどうなっているのだろうか?
持参していたので三重県レッドデータブックで見てみる。
これは・・・爬虫類か、両生類を見れば分かるだろう。
・
・
・
・
載っていない。当たり前のように居るのかなぁと思った瞬間、あった。
爬虫類:情報不足(DD)ニホンスッポン・・・カメ目、亀の仲間なんだ、これ。
しかも、書いてある事が凄い。
「県内の河川や池で「稀」に見つかるが、在来のものか人為的に持ち込まれたものなのか
を含め、詳細は不明」との事。
おぉ、スッポンベイビー凄いなぁ、情報不足だなんて。
・
・
・
・
(うぅん・・・ムニャムニャ)いつの間にか眠くなってきたので、睡眠体勢に入る。
それにしても寒い。サンダルで素足は少しマズイ気がする。が、寝る。
カサカサとスッポンベイビーがうるさく感じましたが、まぁ仕方がないでしょう。
睡眠に入るが、少し眠れただけで余り眠れそうもない。
とうとう翌日が来た。
翌11月11日6時半起床。月日が1111と何となくいい感じ。別に特別狙って行ったわけではありませんが、何とまぁ。偶々ですねぇ。
しかし、昨日とは変わって気分はあまり良いとは言えない。
「カサカサ」と音がする。
そうだった、「スッポンベイビー、おはよう。」スッポンベイビーを捕まえて
から、ナミゲンに関する情報が具体的に入ってきた。
スッポンベイビーは癒しだけでなく、幸運も運んできてくれるありがたい生き物だと実感致しました。
県に報告はした方が良いのか不明です。
ベイビーがいるのですから、親も近くにいるでしょう。
さて、ホントに昨日と打って変わって、気分が悪い。おまけに寝起きも最悪。
目もシパシパする。
よくもって採集にかける日時は、三日位が今の自分の限界です。
北海道で車1ヶ月生活が懐かしく思います。
朝ご飯を食べて、G○ORGIYA(微糖)を飲み、横になる。
ロ○テのBLACK BLACK 眠気スッキリ!?というガムを咀嚼する。
全然眠気が取れません、ダメでした。眠気は薬の副作用と疲れかなぁ~。
とりあえず、昨日のグッドな溜池へ向かう。
それにしても寒い。
山道を上るたびに、寒い風が吹く。
ウェーダーに着替えて、網、ケース、煮干しを持つ。
肝心なお魚キラーが近辺に売ってませんでした。
とりあえず、池に煮干しを4つポイポイと投げておきました。
寒いので車でぐったりと休む事、何分位でしょうか。
そろそろかなと思い、車から下りて見に行こうと思う。
遠目で見て、何かモゾモゾと水面で煮干しを食べて動いている生物を発見。
おいおいおい、ガムシかナミゲンか?
とにかく居る所へダッシュ。
おぉ、あれはどう見ても、ナミゲンじゃないかぁぁぁ~。
撮影などしている暇もない。
とにかくダッシュで走っていったところ、
「ズルッ、ドッバッシャ~ン、ビリッ」
ん?「ビリッ?」
うげぇ、やってしまったぁ~。
そう、足を滑らして池に左半身ダイビング。
なぜ、こうも悪いタイミングで・・・・・。
しかも、ウェーダーの尻か太もも辺りが変な負荷によって破れ、水が入ってくる。
(「うわぁ、冷てぇ、頼むから破れた所からマツモムシだけは入ってこないでくれ・・・。」)
運の良い事に、右ポケットにデジカメを入れていたので壊れなかった。
それよりも、煮干しはどこだ!?
懸命に探す。
見当たらない。
実にマズイ・・・逃がしたかと思ったところ、ラッコが両手で貝を腹に抱えるような感じで、
ナミゲンが煮干しを両手に抱え、口にくわえながら潜っていく・・・・・。
「ちょ、ちょっと待てぇ、コラッ(怒)!食い逃げ煮干し泥棒がぁ!!(寝起きで相当機嫌が悪い(笑))」
どう見ても、♂の前肢が小さなタンバリンみたいになっていて煮干しを挟んで逃走。
「ズルッ、ドッバッシャ~ン、ビリッ」から探す・・・脳内の思考回路巡りに巡ること0,5秒位。
左半身は池に浸かっているので、網を持っていた右手で怒涛の掬い上げ。
「ふぬあぁぁ」と一喝して、水底の枯れ草ごと掬い上げた。
池を味方につけたナミゲン、スッポンベイビーを味方につけたGENZOU。
半身、池に喰われかかっている状態なので分が悪い。
右手で網を挙げていると滴れる水がメガネや口に入る。
ペッペ、ペッペ言いながら口に入った水を吐く。
どうやら20年越しにバチがあたったようである。
ふと小学校の玉入を思い出した。
あれは皆、先生が抱えているカゴを見ているので上空を見ている。
そこで、玉を敢えてカゴに入れずにクラスメートの顔面にぶつけるのが最高に楽しかった。(相当性質が悪い(笑))
仲間同士で「僕、何人当てたよ~」とか言って自慢し合っていた。
この冷たい水は、その時の罰だろうと何となく思った。
網の中を外越しに見る。
ギンヤンマ科のヤゴが2,3匹入っていて、クネクネもがいている。
マツモムシが水草と網に挟まれるような形で身動きできずに居る。
スルー。
煮干しが網に入っていたので、肝心なくわえながら潜って行ったナミゲンも入っているはず・・・・・。
まだ確認は出来ない。
網を揺すってみる。
すると、ピッチピッチと何かが跳ねている音がする。
(「おぉ?と期待が過ぎる。」)
よく見てみると、橙色の腹をしたナミゲンが網の中で見事に跳ねていた。
(よぉしっ!!)
とにかく、池から上がらないことにはどうにもならないので上がる。
網をのぞく・・・・・「のわっ!!デッカぁ、ナミゲンってこんなにでかかったっけ?」と独り言。
ホンシュウ、メススジ、シマちゃん、マルガタちゃんばかり見ていたので、このデカさの感覚をしばらく忘れていました。それにしてもデカイ。
うん?おぉ、これか??ドーパミンだとかセロトニンだとかいう快楽ホルモンは?
今、猛烈に楽しいと言える瞬間です。
この池には、本当に感謝。
余りの大きさにボーと魅了されていたところ、この溜池のすぐ近くにある物置小屋から
ガタゴトと音がしていた。
自転車が止めてあったので、
あ、地主さんかな?と思い、ナミゲンをプラケースに入れて、オオカナダ
モも入れる。
そして、物置小屋にいらっしゃったおじいさんに、
私「この溜池の地主さんでしょうか?」と尋ねたところ、
地主さん「そうですわなぁ」と返事が返ってきた。
懐かしい声・・・・・・・・。
今は亡き、祖父の声と口調そのものでした。
導いてくれたのかもしれませんね。スッポンベイビーが。
地主さん「お兄ちゃん、頭から落ちたけれど大丈夫でしたけぇ?」と聞かれたので、
私「大丈夫です。(というか、そんな場面から見られていたとなると情けなくなる・・(苦笑)」
と応えました。
私「無断で溜池に入り、採集してしまって申し訳ございませんでした。」と謝罪しました。
すると、地主さんは「ええやないですかなぁ、網入れてってもろうてぇ」とあまり気にも留めておられなかったようで感謝の気持ちで一杯でした。
私「この池周辺の堀上に生息しているメダカはクロメダカ(天然物)ですか?」と問いかけ
たところ、
地主さん「そううですわなぁ」と返ってきました。
地主さん「昔はもっと、それこそ群れを成して大量に泳いで居るのを見たんやけれども、
農薬を使うようになってからは、本当に少なくなってしまいましたわな」との事。
私「今でも沢山居るように思うのですが、昔はもっと居たんですか?」とお聞きしたところ、
地主さん「えぇ、もっと居りましたわな」との事。
地主さん「茶色の鎌を持った平べったくて大きい虫やゲンゴロウなんかは沢山居りました
わな」との事。
私「(タガメとナミゲンの事をおっしゃっているんだなぁと思い)そうですかぁ」と返答。
地主さん「よく、ここいらには学者さんが来るんですわな、この池もクロメダカの研究されて
いる学者さんが来て研究してましたわなぁ」との事。
地主さん「お兄ちゃんは学者さんか何かですけぇ?」と聞かれましたので、
私「いえ、学者でも研究者でもありません。個人的な趣味も兼ねて生体の分布を調べてお
ります。」と応えました。
地主さん「そうですかなぁ、運がよろしいんですわなぁ」と。
地主さん「ここの辺りからあの溜池(地形図に載っているナミ採集池から奥の池)までは、
来年か再来年に圃場整備が行われる予定でしてなぁ、ここの池も工事の粉塵で水質が悪
くなって居なくなるでしょうなぁ」との事。
私「ここで採集できたゲンゴロウは三重県では絶滅寸前なので繁殖させて、環境の良いと
ころへ放してあげようと思っております。」と応えました。
地主さん「あぁ、そうですかなぁ。この近辺も水辺はありましても減反で環境が悪くなって来
てますもんで、お兄ちゃんのように取り組んでくれる人がいると嬉しいですわなぁ」と笑顔で
応えてくれました。
私「本当にありがとうございます。」と深く御礼をしました。
地主さん「この池で採っていってもらっても構いませんでぇ、やっとってぇ」とお一言いただ
き、再び採集続行。
しかし、この小さな池だけでよくぞ、まぁ、細々と生きていてくれた。よく頑張ってくれたなぁ
と凄く感慨深かったです。
何度見ても、本当にいい溜池だなぁ~とうっとりしてしまいます。
ここで、何度もガサガサしている内に、2♀が入りました。
カワニナやデッカイタニシ、ヤンマ科のヤゴ、オニヤンマのヤゴ、クロメダカ、マツモムシと
いろいろな生物が網に入ります。
余り、池の景観を損ねたくは無かったので岸辺で丁寧に網を入れて回りました。
まだまだ居そうですが、小さな溜池でも結構深いことが分かったので欲を張らず、3匹
お持ち帰りとなりました。
オオカナダモを大量に入れたプラケースにナミゲンゴロウを3匹入れて持ち帰ることにしました。
この池だけの個体でのブリードとなると血が濃くなるので、昨日の夕方頃、山を
下りて地元の方に居る・居ないをお聞きしておいて本当に良かったとつくづく思います。
そして、大学2年時から相棒のウェーダーが見事に戦死じゃなかった、名誉の負傷です。
8年間近くもこのGENZOUの傍らで頑張ってくれたウェーダーに勲章を与えたい位です。
破れた箇所にはガムテープを貼り付けて、これからも頑張ってほしいと思います。
本当に破けた瞬間はマツモムシだけは入らないでくれ・・・・と願わんばかりでした。
そして、地主さんに深くお礼を言って帰りました。
地主さん「また、いつでも来てくんなせぇ」と応えてくれました。
ところで、煮干し残り3つはいずこへ・・・・・・・???探しても一向に見つかりませんでした。
まだまだ居たのかもしれませんね。
う~ん、何となくですが、♂1、♀2というとシャープの辛い思い出を思い出して仕方がありません。
あのトラブルが今回も起こらない事を祈るばかりです。
K様、三重県でオオゲンゴロウは健在でした。お魚キラーがあれば、もう少し採集出来た
かもしれませんが、今回はタガメ採集以上に楽しめました。
頑張って来年度のブリードをしたいと思います。
一歩、まず、夢の一つが叶いました。
あとはスジゲンゴロウ・・・・・・・・(ゴクリ)。
結果
オオゲンゴロウ×1pr+1♀
コオイムシ×1
ミズカマキリ×1
例の黒い奴×7
マツモムシ×9
クロメダカ×大量
オニヤンマのヤゴ×2
ギンヤンマ科のヤゴ×かなり多い
カワニナ×6
タニシ×4
スッポン×1
こう見ますと、以外に採集できた種数は少なかったんですね。
教訓:ゲンゴロウにお魚キラー必須
スッポン最高!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ではでは。











最近のコメント